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「カバーソングを通じて音楽の世界を広げる」をテーマに、古今東西のカバーソングを紹介します。

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It Hurts Me Too / イット・ハーツ・ミー・トゥ

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スライド・ブルースのスタンダード曲。
今年の定禅寺ストリートジャズフェスティバルでも、この曲を演奏されていた方が大勢いました。

今回のセットリスト
・タンパ・レッド(Tampa Red)
・エルモア・ジェイムズ(Elmore James)
・エリック・クラプトン(Eric Clapton)

どうも、こんにちは。

今日は、ブルースです。
諸説ありますが、ロックの起源はブルースをエレクトリックサウンドによる大音量で演奏したことが始まりと言われております。
ブルースは、カバーソングを語る上では絶対に外すことのできない存在です。

今回は、ブルースの定番曲のひとつ『It Hurts Me Too』にスポットライトをあててみましょう。

まずは原曲、タンパ・レッド(Tampa Red)がレコーディングしたものです。





タンパ・レッドは、1904年生まれのブルースマン。
シカゴを拠点として活動し、古典的なシカゴスタイルのブルースを得意とするミュージシャンでした。

『It Hurts Me Too』を発表したのは1940年。
もともと1930年頃に作曲し、発表した曲「Things 'Bout Comin' My Way」を下書きにつくられたものと言われております。

「Key To The Highway」などと同じく、8小節進行のタイトなブルースですが、
シカゴブルースらしいどこか都会的な印象も受けられます。


この曲を一躍有名にしたのが、スライドギターのカリスマ、エルモア・ジェイムズ(Elmore James)でした。





エルモア・ジェイムズは、1918年生まれのブルースマン。
“スライドギターの王様”として、「The Sky Is Crying」、「Done Somebody Wrong」などの現在でもブルースのスタンダードとして演奏されている曲を多く残しました。
『It Hurts Me Too』も、その例外ではありません。

原曲と大きく異なる点は2つ。

ひとつは、スライドギターによる豪快な演奏。
イントロのエルモア節炸裂のスライドから痺れてしまいますね。
この演奏により、『It Hurts Me Too』=スライドギターという印象が定着化されたと言えるでしょう。

もうひとつは、歌詞の変更。
タンパ・レッドがつくった詞をベースに、エルモアは男女の三角関係をテーマに盛り込んでしまいました。
それにより、「あなたが傷ついているとき、自分も同じように傷ついているんだよ」というフレーズが、より悲痛なものとなったと感じます。


『It Hurts Me Too』はブルースの定番となり、多くのブルースマンにカバーされています。
やはり先述した通り、その殆どがスライドギターを取り入れて演奏しています。

ギターの神様、エリック・クラプトン(Eric Clapton)もその例外ではありません。





エルモアを下敷きとしたスタンダードな演奏ですが、やはりこの人は別格ですね。

クラプトンがスライドでブルースを披露するなんて、なかなか珍しいのではないでしょうか。
その辺も、エルモアマジックなのかもしれませんね。


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関連リンク
Tampa Red - Wikipedia, the free encyclopedia
エルモア・ジェームス - Wikipedia
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エリック・クラプトン - Wikipedia
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